寝かせ玄米って知ってますか?
玄米といえば、パサパサして、どうも美味しくない。無理やり食べてる印象がありますが、寝かせ玄米は、もっちもちの玄米ご飯なんです。
玄米にあずき・塩を混ぜて炊いてから3~4日寝かせることで、玄米から水分が出て均一になり、「玄米なんて大っ嫌い。」という方でも食べやすい味、食感になるんです。
- パサパサからモチモチした食感へと変化
- 消化に良い
- 独特の香りも減る
- 食べやすくなる
こういったメリットがあるわけなんですね。
さらに、もっと細かく言うなら、寝かせ玄米は、「結わえる」という会社が商標登録しているオリジナル商品なんです。
寝かせ玄米と酵素玄米の違い
寝かせ玄米と酵素玄米の違いは端的に言ってひとつ。
- 寝かせ玄米には酵素は含まれていない
- 酵素玄米には酵素が含まれている
いわゆる、酵素玄米というものは、酵素の働きを考えて食べる玄米なので、炊き立ての玄米を食べるのではないんです。
3日間炊飯器で保温して、酵素の働きを活性化させて栄養価を高くした玄米を頂くんです。
一方、寝かせ玄米も、炊き立てを3~4日間保温しているのは同じ。
ただし、圧力釜で炊いて、高温で保温熟成させているので、酵素は含まれていない玄米ごはんなんです。
また、発芽させると玄米より栄養価が高いと言われていますが、寝かせ玄米は、発芽玄米を使っていないんです。
だから、健康に気を遣う方は、発芽玄米を使ってご飯を炊いて、70℃~74℃で3~4日間保温して食べた方が、酵素のメリットを享受できるというわけなんです。
長岡式酵素玄米というのは、寝かせ玄米と似ているけれど酵素の力を取り入れるかどうかで違っています。
お家で、発芽玄米~酵素玄米や寝かせ玄米を作りたいという場合は、普通の炊飯器より、玄米用炊飯器で作ったほうが、断然ラクだし美味しいと、知人から聞きました。
その知人というのは、玄米を小さい頃、お母さんに体にいいからといわれ、いつも食べさせられて玄米嫌いになったんです。
だけど、彼女は、「いろは」なら、もちもちして美味しくて食べれる!と言っていたので、その寝かせ玄米で作ったおにぎりを売っている、渋谷の「いろは」に行ってみました。
寝かせ玄米いろは渋谷ヒカリエに行って食べてきた
寝かせ玄米いろはは、「結わえる」という会社が運営しているショップです。
店舗はいくつかありますが、今回は、渋谷へ行く用事があったので、ヒカリエにある、「いろは」に行ってきました。
なんと、寝かせ玄米のおにぎりだけでも20種類ぐらいあるんですっ!。ビビった。
1個約170円~300円のおにぎり(平均240円)が売っていて、お味噌汁付きのセットメニューもある!。
さらには、お弁当も売ってるんですよ!。
イートインできるスペースもあったので、さっそくおにぎり3つとお味噌汁セットを頼んでみました。
これで、830円ちょっと。うーん、高いかもね。
だけど、初めて寝かせ玄米を食べてビックリ!!!
だって、もち米のようにもっちもちなんだもん!。
もち米ほどの甘さはないけど、もちもちさがある。一粒一粒のもち米特有の歯ごたえ、プリプリ感はないけど、もっちもち。
それで、すっごくねっとりしていて美味しい。不思議だわ!
玄米といえば、消化に悪そう、パサパサしているというイメージがあったけど、すっごくイメージが変わった。
お味噌汁は、ごぼうが入った鶏団子に、大根やニンジンが入ったお味噌汁で、お野菜も入っていて嬉しかった。
調子乗って、3個も食べてしまったけど、お腹パンパン(;'∀')。
12時にお昼食べて、5時までおやつ抜きで平気。お菓子大好きな私でも不要なほど、十分腹持ちイイ。
だから、ダイエットにもいいんですね。
イートインは、やっぱり女性客が多かったけど、回転率も高いのでお昼時間帯でも、少しだけ5分も待てば、座れる状況でしたよ。
あと、お水も置いているので、ペットボトル持っていかなくても大丈夫ですっ。
寝かせ玄米「いろは」の店舗とレトルト販売
寝かせ玄米のお店に行ったことがなくって、おうちで作っても、なかなか上手くいかない。
そんな時は、ぜひお店に足を運んでみて食べて見て欲しい!。
いろはの店舗情報はこちら ↓
現在7店舗あります。
- 札幌パセオ店
- 渋谷ヒカリエシンクス店
- 池袋WACCA店
- 日本橋髙島屋S.C.店
- 仙台なないろの里アンダンチ店
- 仙台パルコ店
- 大丸心斎橋店
さらには、結わえるの本店が蔵前(東京都台東区)にあるんです。
昼は玄米定食、夜は、呑み屋になり、さらに、玄米炊き方教室まで開催しているんですって!。
www.yuwaeru.co.jp
だけど、みなさんのお家から、遠いかもしれない。
そんな時におすすめなのが、レトルトパック。
現在、いろはでは、寝かせ玄米6種類のレトルトを取り扱っています。(1パック180gで約300円)
- 小豆(北海道産)~1番人気
- 大豆(島根県産)~大豆のホクホク館が味わえる
- 黒米(富山県産)~カレーに合う
- はと麦(国産)~あっさりしている
- もち麦(国産)~食べ応えがある
- 十五穀米(国産)~プチプチした食感が特徴
玄米は、茨城県産の減農薬の特別栽培米を使っています。
- 化学肥料不使用
- 除草剤1回のみ使用
- 残留農薬基準値以下
- 放射能検査済み
しかも、生産者の顔も見える所が安心。
レトルト6種類どれも、同じお米の固さかというと、そうでもない。
若干、黒米ブレンドの寝かせ玄米は他のものより柔らかかったかな。
レトルトの温め方は、普通のレトルトと同じです。
- 500Wのレンジで2分間。
- 600Wのレンジで1分30秒。
もしくは湯煎で温める方法もあります。
デメリットとしては、
- レトルト臭が少しある
- お店ほどのモチモチさはない
やっぱり若干のレトルト臭があるところは仕方ないかも。
あとは、お店の方が、やっぱり美味しい。
そんな時は、試しに下の方法を試してみて。
柔らかくレトルトっていう感じが減りますよ。
寝かせ玄米はもちもちの食感ゆえ、普通のご飯に比べると塊になりやすいです。コツはレンジや湯煎で温めて、ふたを開けたら一度お箸でまぜてください。空気を入れることにより塊になりにくくなります。応用編で温める前に少し開けたところから表面にお水を流し入れて、水を切ってからレンジにかけて頂くとより固くなりにくいです。
お家でも、出来るだけもちもちっとした寝かせ玄米を食べたい!。
長生きして欲しい両親に送りたい!
1人で、ラクにヘルシーな食生活を送りたい!
そんな時に寝かせ玄米のレトルトおすすめですね。